インプラント治療とは、虫歯や歯周病などで 歯を失ってしまった場合の、歯の欠損を補うための一つの治療法です。一般的に、歯の欠損に対しては・・・
という3つの治療法がありますが、それぞれに利点・欠点がありますので、ケースごとに3つの方法を比較検討し、選択していくことが必要となります。
この案内では、インプラント治療に焦点を絞って説明してまいります。
■インプラントのメリット
■インプラントのデメリット
1.術前に、必要な検査を行います。
検査には、全体のレントゲン検査、CT検査、
歯周病検査、全顎模型作製検査、口腔内写真撮影などがあります。
全身状態に関しても、必要に応じて内科など他の科と連携を行う場合があります。
2.検査結果に基づき、最終の治療計画を立案し、書面で説明いたします。
3.インプラントの骨への埋入手術(1次手術)を行います。
このとき、必要に応じて、骨の造成治療(骨の高さや幅を追加する処置)を同時に行います。
4.1次手術後、骨とインプラントが結合するのを待ちます。
この間は、定期的な消毒や
1〜4週間に1回のペースで、歯のクリーニングを行います。
5.所定の待機期間を経過した後に、レントゲンでインプラントと骨の状態を確認し、
インプラントを粘膜上に頭出しをする手術(2次手術)を行います。
6.約10日間待ち、粘膜がきれいに治癒したら、型を採り、仮歯を入れます。
7.仮の歯で、噛み合わせや、清掃性を確認します。
8.最終的な型を採り、上部構造をセットします。